副業先生

SNSマーケコンサルの見分け方|本物と「コンサル販売業者」は何が違うか

その副業、本物ですか?— Vol.09

SNSマーケコンサルの若者と話した。彼は一度もSNSマーケの話をしなかった。

全身ブランドもので固めた若いコンサルタントと話す機会があった。SNSマーケが専門だと言う。でも話を聞けば聞くほど、出てくるのは「売る」話だけだった。こういう講座が売れる。こういうコンサルが売れる。SNSマーケの話は、最後まで出てこなかった。

第一印象は悪くなかった

若いのに自信がある。ブランドものを身につけている。「SNSマーケのコンサルをやっています」という肩書きには説得力があった。実際に稼いでいるのだろうと思った。

興味があったので、どんなコンサルをしているのか聞いてみた。

話が噛み合わなかった

会話の流れ
「どんなSNSマーケをやっているんですか?」と聞くと、「今はこういう講座が売れていて」という話になる。「クライアントにはどんな成果を出しているんですか?」と聞くと、「このコンサルメニューが人気で」という話になる。SNSの運用戦略や具体的な数字の話は、最後まで出てこなかった。

途中で気づいた。この人はSNSマーケで稼いでいるのではない。SNSマーケを「売ること」で稼いでいる。

本人は正直だった

嘘はついていなかった。
ただ、話の中身が
すべて正体を語っていた。

悪意があったとは思わない。むしろ本人は「SNSマーケのコンサルタント」だと本気で思っているかもしれない。でも話の中心が常に「何が売れるか」であって「どうすればクライアントのSNSが伸びるか」ではなかった。その違いは大きい。

Vol.04では高額講座を「買った側」の話をした。今回は「売っている側」を観察した話だ。売り手の言葉の中に、ビジネスモデルの本質が透けて見える。

「コンサル」と「コンサル販売」は別の職業だ

本物のコンサルと「コンサル販売」の違い
1
本物のコンサル:クライアントの課題を解決することで報酬を得る
2
コンサル販売:「コンサルを受けたい人」を集めて契約させることで報酬を得る
3
前者はクライアントの成果が問われる。後者は契約数が問われる
4
話題の中心が「クライアントの成果」か「自分の売上」かで見分けられる
5
肩書きは同じ「コンサルタント」でも、やっていることはまったく別だ

見分け方はシンプルだ

コンサルタントを名乗る人間と話すとき、一つだけ確認すればいい。「クライアントにどんな成果を出しましたか?」という問いに、具体的な数字と事例で答えられるかどうかだ。

その若者を否定したいわけではない。売ることで稼ぐのは正当なビジネスだ。でも「SNSマーケのコンサル」と「SNSマーケ講座を売るビジネス」は別物だ。その区別がついていない人間に、自分のSNSを任せてはいけない。

見抜くためのポイント

確認しておきたいこと
話の中心が「クライアントの成果」か「自分の売上・講座」かを聞き分ける。
「どんな実績がありますか?」と聞いたとき、具体的な数字と事例が出るか確認する。
コンサル料の収益源が「クライアントへの支援」か「コンサル塾の販売」かを確認する。
見た目の派手さと実力は無関係だ。ブランドものは判断材料にならない。
「何が売れるか」しか話さない人間に、自分のビジネスの課題解決は頼めない。

本物のコンサルタントは、クライアントの話をする。自分の講座の話ではなく、自分が関わったビジネスがどう変わったかを語る。話の重心がどこにあるか。それだけで、その人間が何者かはわかる。

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Fukugyo-Sensei

20歳で起業。英語を武器に通訳・翻訳で独立し、上海・香港・東京を渡り歩く。会員制バー10年経営、大企業コンサル複数社。48種の副業を構造から分析して気づいたこと──本質がわかれば、方法は選べる。副業を「運任せにしない人」へ届けるメディアです。

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