高額SNS講座は詐欺か?100万円の案内を断った私が「見抜いた構造」を解説する

その人はSNSで稼いでいない。あなたに講座を売ることで稼いでいる。
インスタで見かけた。フォロワーは数万人。バズっている。無料セミナーに参加したら、最後に100万円の講座を案内された。魅力的ではあった。でも私は断った。その理由を整理しておきたい。
導線は完璧だった
SNSで有益な情報を発信する。フォロワーが増える。LINEに誘導する。無料セミナーの案内が来る。Zoomで話を聞く。最後に高額講座のクロージング。
この流れ自体は、正規のマーケティング手法。私自身も同じ構造を使っている。問題は手法ではなく、売っているものの中身。
内容はたしかに魅力的だった
SNSマーケティングの講座だった。バズらせ方、フォロワーの増やし方、アルゴリズムの読み方。どれも「知りたい」と思える内容。
でも、その瞬間に頭の中で一つの問いが生まれた。
売上が上がることは、別の話。
バズる方法を学んでも、売れるとは限らない。フォロワーが10万人いても、商品がなければ収益はゼロ。講座が教えているのは「注目を集める方法」であって、「稼ぐ方法」ではない。その区別が、案内を聞きながらずっと引っかかっていた。
講師の収益源はどこか
SNSで多少は稼いでいるだろう。でも、本命は講座販売だと思った。
考えてみれば当然。フォロワー数万人のアカウントを育て、無料コンテンツを作り続け、セミナーを開催する。これだけのコストをかけるなら、回収できる商品が必要になる。その商品が100万円の講座。
誰が一番稼いでいるか
このビジネスモデルの本質は、「講座の内容を実践して稼ぐ人」より「講座を売ることで稼ぐ人」の方が多い、という構造にある。
受講生がSNSマーケを学んで稼ぎ始めると、今度は彼らが同じ講座を売り始める。教わった手法で集客して、同じ導線を作って、同じクロージングをする。商品はSNSマーケの講座。
私が断った理由
100万円払う価値があるかどうか、シンプルに計算した。SNSのフォロワーを増やして、その後どうやって回収するのか。講座の内容を実践して、いくら稼げるのか。その答えが見えなかった。
これは詐欺ではないかもしれない。でも100万円の価値があるかどうかは、別の話。
見抜くためのポイント
導線が洗練されているほど、冷静な判断が難しくなる。「この人すごい」という感情が先に来て、価値の計算が後回しになる。その順番を逆にできるかどうかが、100万円を守る唯一の方法。
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